新築一戸建て住宅の内覧会でのチェックポイントは?
2020.10.16
内覧会とは、購入した住宅が完成したときに、完成した物件の最終確認を行うことです。
完成した住まいが図面のとおりに出来上がっているか、不具合がないかをお客様の目でチェックをし、引渡しを受けていいかどうかをお客様ご自身で確認する場です。
内覧会で指摘したものは、引渡し前に直してもらうことができます。住み始めてから困ることがないように、内覧会でしっかりとチェックしましょう。
では、具体的にどこをチェックすれば良いのでしょうか。
内覧会でのチェックポイント
①建物が図面通りに仕上がっているか
収納のサイズや、コンセントの位置など、図面と実際のでき上がりに相違点がないかどうかをチェックしましょう。
②住まいに不具合がないか
玄関や部屋の扉、ベランダ、収納、出窓などを実際に開閉してみて、スムーズに開閉できるかどうかを確認しましょう。
また、キズや汚れ、破損がないかどうかを確認しましょう。
床が傾いていたり、建具が曲がっていたりしないかをチェックしましょう。
設備機器の使用方法、取り扱い上の注意点を受けて、その通り作動するかを確認しましょう。
内覧会での持ち物は?
図面やチェック用の用紙など、基本的には不動産会社が準備をしてくれますが、あると便利なツールを紹介します。
- メジャー(5m以上ある長いもの)
- カメラやスマートフォン・携帯電話(気になる箇所を撮影する際に使用します)
- 既存家具の寸法をメモしたもの
- 水平器
- 鏡
- 懐中電灯
専門家の視点で住まいをチェック
どこを見ればいいのか、どう判断したらいいのかは、専門知識と経験が必要です。
でも大丈夫!
お客様と一緒に建築士がプロの視点で住宅検査をいたします。
サン住宅品質検査では、建築基準法に精通した建築士が検査員としてお客様に同行し、専門家の視点で建物をチェックし、お客様をサポートします。
内覧会の検査は、建物が図面通りに完成しているのかを見ながら、水平や垂直が保たれているかなど、建物の出来上がりを確認します。
完成してしまうと床下や壁の中は見られなくなってしまいますが、天井裏やユニットバスの天井内、1階床下は防火基準に適合しているのか?断熱材が適切なのかなど確認することができます。そのほか外部では基礎、屋根、外壁に破損がないかなど、おおよそ2時間程度の検査を行っています。
お客様ご自身では難しい、構造の確認や外壁などは、専門家にきちんとチェックしてもらえれば安心です。ドローン等を使った最新の検査も可能です。
内覧会にて直しが発生した場合、再確認の同行にも対応いたします。
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