コラム

新築アパート内覧会とは

2020.10.28

アパート内覧会とは 

引き渡しを受けるための確認 

内覧会とは、アパートが完成したときに、完成した物件の最終確認を行うことです。 

完成したアパートが図面のとおりに出来上がっているか、不具合がないかをお客様の目でチェックし、引渡しを受けていいかどうかをお客様ご自身で確認する場です。内覧会で指摘したものは、引渡し前に直してもらうことができます。 

入居後の手直しには要注意 

アパートの場合は、お住まいになった方(入居者)が必ずしも不具合を報告してくれるとは限りません。自分が住んでいる間は「面倒にかかわりたくない」「この程度で自分は困らない」など、本来ならメンテナンスとして依頼するべき不具合でも放置してしまう場合があります。オーナーと賃借人の気持ちは同じではないのです。 

引渡しを受ける際の最終確認は、オーナー様にとってとても大事な場です。安心して入居者に住んでいただくためにしっかりと完成を確認していきたいものです。 

入居者が退去した後に不具合を発見したとしても、建築会社のアフターメンテナンス期日が切れてしまって直してもらえない場合もあります。もし、雨漏りなど大きな瑕疵があった場合、時間が経っていることで瑕疵が広がってしまうこともあります。 

では、具体的にどこをチェックすれば良いのでしょうか。 

内覧会でのチェックポイント 

建物が図面通りに仕上がっているか 

収納のサイズや、コンセントの位置など、図面と実際のでき上がりに相違点がないかどうかをチェックしましょう。 

住まいに不具合がないか 

玄関や部屋の扉、ベランダ、収納、出窓などを実際に開閉してみて、スムーズに開閉できるかどうかを確認しましょう。 
また、キズや汚れ、破損がないかどうかを確認しましょう。 
床が傾いていたり、建具が曲がっていたりしないかをチェックしましょう。 
設備機器の使用方法、取り扱い上の注意点を受けて、その通り作動するかを確認しましょう。 

内覧会での持ち物は? 

図面やチェック用の用紙など、基本的には不動産会社が準備をしてくれますが、あると便利なツールを紹介します。 

  • メジャー(5m以上ある長いもの) 
  • カメラやスマートフォン・携帯電話(気になる箇所を撮影する際に使用します) 
  • 既存家具の寸法をメモしたもの 
  • 水平器 
  • 鏡 
  • 懐中電灯 

専門家の視点で住まいをチェック 

どこを見ればいいのか、どう判断したらいいのかは、専門知識と経験が必要です。 
でも大丈夫! 
お客様と一緒に建築士がプロの視点で住宅検査をいたします。 

サン住宅品質検査では、建築基準法に精通した建築士が検査員としてお客様に同行し、専門家の視点で建物をチェックし、お客様をサポートします。 

内覧会の検査は、建物が図面通りに完成しているのかを見ながら、水平や垂直が保たれているかなど、建物の出来上がりを確認します。 

安全・安心のために 

内覧会はとても重要な確認の場です。しかしそれだけで、十分だとは言えません。 

建築基準法や消防法では、アパートなどの集合住宅は戸建ての住宅とは異なる基準が多く設けられています。 
それは、入居者のプライベートを守るため、安全のため、さらに火災になった時に火災が拡大しないようにするため、避難時に困らないようにするためです。 


これらの部分は完成してからでは見られない箇所も多く、工程ごとに検査を行うことが重要です。建築途中でも、遅いと思わずご依頼ください。サン住宅品質検査ではその時にできる検査をできる限り対応いたします。「防火基準検査」「構造体検査」だけでもご相談ください。 

私たちはすべてのアパートが安全で安心であることを願っています。 

アパート検査

お申し込み・お問い合わせ
0120-077-661

お申し込み・お問い合わせ