コラム

ホームインスペクションはいつ行うのが良いか?効果的なタイミングとは

やっとの思いで購入した念願のマイホーム。

手抜き工事が施されていないかどうか確認するためにホームインスペクションを依頼したいが、どのタイミングで実施すればよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ホームインスペクションは原則として【申込後、契約前】に利用するのがおすすめです。

 

ただし、建物の状況によってタイミングが異なるので、建物別でベストなタイミングを詳しく解説していきます。

新築インスペクション・内覧会

新築住宅(完成済み)のタイミング

既に完成した物件を買う方であれば、物件を契約する前「売買契約前」に利用する事がおすすめです。

購入する前に利用する事が出来れば、万が一住宅に瑕疵や欠陥があった場合に購入をやめる事が出来る為、契約する前がベストです。

とはいえ、購入するまでホームインスペクションの存在を知らずに契約後にホームインスペクションがある事を知った方もいらっしゃると思います。

もちろん、契約後でも手遅れではありません。その場合は「引き渡しの前」のタイミングで利用する事をおすすめします。

引き渡し前に利用する事で、補修する箇所を明確にし、建築会社に補修してもらってから引き渡しを受ける事が出来ます。また、引き渡し後では対応してもらいづらい箇所も対応してもらえるケースが多い為、「もう契約してしまった」という方は引き渡し前に利用するのがおすすめです。

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新築住宅(建築途中)のタイミング

建築途中の物件の場合は「契約前」に住宅診断を利用するのがベストです。

一般的に建売住宅は完成前から販売されています。購入すると決めて契約してからでも、完成するまでの間、継続的に検査する事で、完成後のチェック項目より細かい箇所の診断が可能となります。

▼建築途中の検査項目例

・基礎配筋検査

・土台検査

・構造体検査

・外装検査(外装下地・防水検査)

・断熱材検査

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新築住宅(建築前)のタイミング

建築前の物件の場合は、「契約後に工事が開始してから」住宅診断を利用するのがベストです。完成後にチェックしてもらう診断と違い、工事が開始してから依頼する事で工事の経過過程を複数回にわたって検査する事が出来る為、万が一の欠陥などを早い段階で把握することができます。

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中古住宅のタイミング

中古住宅を購入する場合は、物件を契約する前「売買契約前」に利用する事がベストです。万が一購入後に大きな瑕疵が見つかった場合、予想以上の補修費がかかってしまうケースもございます。また、中古住宅の場合は売主側で検査を実施しているケースもありますが、買主側での検査をおすすめします。理由としては、売主は売りたい立場の為、必ずしも買主側の為の検査になるとは限らないからです。購入後しばらく経ってから劣化が見つかった。といった事が無いように買主側での検査を強くおすすめします。

中古住宅の調査・保証

まとめ

いかがでしたか。マイホームの購入は、人生で一番と言っても過言ではないほどの高価な買い物です。施工業者の手抜き工事が増加傾向にある現代では、そんなマイホームの購入で後悔しない選択を取ることが大切になってくるでしょう。そのためにも、ホームインスペクションをベストなタイミングで利用し、専門家の目線でマイホームの状態を見極めるようにしましょう。

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