コラム

中古住宅を買う時は住宅設備保証をチェック 住宅設備保証まとめ

2022.04.1

中古住宅を購入した後、住宅の不具合に気付いたらどうしたらいいのでしょうか?

そんな時に役立つのが、住宅設備保証です。住宅設備保証の有無によって、住宅を購入した後にもし不備・不具合があった場合、費用負担が大きく変わってきます。この記事では、住宅設備保証の仕組みやメリットについて詳しく解説していきます。中古住宅の購入を検討している方はぜひ参考にして下さい。

住宅設備保証とは?

「住宅設備」にはさまざまなものがあります。
毎日、日常的に使う給湯器、キッチン、トイレ、エアコン、バスなどがあげられます。
給湯器などは突然、前触れも無く故障することがあります。一般的に給湯器の耐用年数は8年から10年と言われています。

 

住宅設備保証とは、中古住宅購入後に「住宅設備」が故障した場合の修理費用を保証するサービスのことです。中古住宅は新築とは異なり、購入後に既存の設備をそのまま使用することが多くなります。そのため購入時には気が付かなかったものの、新しい住宅で生活を始めてから不具合に気が付くこともあるでしょう。しかし中古住宅の場合、一般的に購入時から7日以降に不具合が見つかった際は、買主が費用を負担するケースが多く見られます。

中古住宅の購入では、引き渡しを受けてから建物を確認し、その後に引っ越しを手配することが多く、決済から7日までに入居することはほとんどありません。不具合に気が付いた時には自分で直さなくてはならないのです。いざ生活を始めたら給湯器が使えない、キッチンの排水が漏れているなど、設備の不具合での思いがけない出費は大変ですよね。

住宅設備保証の仕組みは?

住宅設備保証は、売り手・買い手どちら側にとっても、より安心して売買できる仕組みです。売主が物件を売却する際には仲介不動産会社が介入しますが、仲介業者の指定する第三検査機関による検査を受けた場合には、住宅設備保証に加入することができます。住宅設備保証の内容は、不動産会社によってさまざまです。

基本的な保証内容は、住宅設備の故障やトラブルが起きたときに、保証期間内であれば無償サービスを受けられるというもの。ただし、不動産会社によって詳細な条件が異なるため、しっかり確認しておきましょう。たとえば、保証期間が1年、2年、3年とさまざまです。対象範囲にもまた違いがあり、エアコンが含まれていなかったり、1台だけが保証対象であったりと細かく設定されています。ただし経年劣化と診断されればサービスが受けられないこともあります。

住宅設備保証のメリット

住宅設備保証は、買主・売主のどちらにもメリットがあります。

買主のメリット

買主のメリットは、まず先にあげた「7日間」の保証期間と比較して保証期間が長くなることです。住宅設備保証に加入すれば、保証を受けられる期間を延長できます。また、延長された保証期間内に不具合を見つけた場合は、設備保証会社が無償あるいは上限金額を設けた金額で対応してくれます。

不具合が起こった際に住宅保証会社に連絡すればメーカーに修理手配までもしてくれます。

加えて、入居前に対象設備の検査し、結果を確認できることもメリットと言えます。保証内容も明確なので、設備に関しての不安も少なくなるでしょう。

売主側のメリット

売主側のメリットは、引渡し後の負担やトラブルを回避できることです。契約書の中の「設備の収保範囲等」に記載されている設備が使用できない場合は、売主として修理を行わなければなりません。
特に販売期間が長くなった場合、キッチンの排水漏れや給湯器のお湯がぬるいなどといったトラブルも珍しくありません。しかし住宅設備保証があれば、対応範囲を大きく減らすことができます。契約との相違点はないに越したことはありませんが、相違が出てしまうケースもあるでしょう。売主側のそうした心配も減らしてくれるのが、住宅設備保証です。また買う側にとっては設備保証がついているとなると安心ですから、早期販売につながり、売主にとっても安心の材料となります。

 

中古住宅を購入する際、どうしても気になるのが設備の不具合です。住宅設備保証は、買主・売主のどちらも安心できる仕組みになっています。設備保証はそれぞれ内容に違いがあるので、ご自身の状況(建物)にあった保証に加入することをおすすめします。

サン住宅品質検査では中古住宅の住宅設備まるごと保証をご紹介します。

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