中古住宅の調査

■こんな時は中古住宅のインスペクション(住宅診断)を

建物は新築の状態であり続けることはありません。使っていれば、当然、それぞれの箇所が経年劣化し、ほかにも建物を建てたときの不具合による瑕疵があります。さらに、木材は季節による収縮があったり、台風、地震による揺れでゆがみが生じることがあります。

木造住宅の寿命は30年といわれますが、インスペクション(住宅診断)で、建物の状態を確認し、修繕工事を行うことで、建て替えることなく、長く住み続けることができます。

① 中古住宅を購入する時

雨漏りが!シロアリが! 入居後にあわてないために

中古住宅の購入をする場合、売り主は専門家ではありません。
売り主は建物の状況を正しく説明することは難しいと思われます。
引き渡し後に問題が起きるリスクを回避するために、インスペクションを行って、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入しましょう。
給湯機やユニットバスなどの設備保証の保険もありますので、同時に加入することもできます。不具合がある場合は手直し後の加入になります。

② ご自宅を売りたいと思っている時

引き渡し後に問題が起きないようにインスペクションをしましょう。

自宅を売った後に、入居後に雨漏りのような大きな瑕疵が発生した場合、紛争に至ることがあります。もめ事が起きないために、インスペクションを行い、現状を理解してから購入してもらうことは大事です。

もし新築後10年以内なら、インスペクションを行い瑕疵があれば、建築会社に品確法のもと、修繕工事をしてもらいましょう。

瑕疵がなくてもそのインスペクションで中古住宅の保険に加入することができます。築年数が浅い場合、販売金額は安くありませんので「瑕疵担保責任」を買主から求められることが少なくありません。インスペクションを行い「既存受託売買瑕疵保険」に加入することでリスクを回避できます。
建物が古いようでしたら、瑕疵は免責してもらいましょう。

③ ご自宅の瑕疵保証が満了になる時

10年の保証が切れる前にインスペクションを行いさらに保証を延長。

新築購入時の瑕疵保険は通常10年で満了になります。
建物にとって、これからが不具合が発生し始める時期です。インスペクションを受けて、さらに保険を延長しましょう。インスペクションを受けて、瑕疵が見つかったとしても10年経過前なら、建築会社に保証期間内のメンテナンスとして直してもらうことがベストです。
瑕疵のない状態になったら延長保険に加入しましょう。その先の雨漏りや構造などの瑕疵保証が受けられます。

④ 自宅の状態がどうなっているのか心配です。

定期点検として、今の状態を確認しましょう

木造住宅は修繕工事を検討し始めるのは10年といわれています。
すべての箇所が同じタイミングで劣化することはなく、バルコニーの防水、屋根などそれぞれです。使い方でも劣化の状態は変わります。キッチン水栓の漏水や、ユニットバスのコーキングが痛んで水漏れした、などもよくある話です。少しずつ漏れていると気が付きにくいものです。

建築後10年たったら、定期点検として、5年ごとインスペクションを行うことをお勧めいたします。サン住宅品質検査では、屋根の吹き替えや外壁のメンテナンス、キッチンの取替などの修繕計画のアドバイスをいたします。修繕計画に合わせて、定期点検を行うことも可能です。

⑤ ライフスタイルに合わせてリフォームしたい。

子供も独立して、いらなくなったスペースを趣味室にしたい。

家を手に入れたときには4人家族だった。でも今は夫婦2人暮らし。
リビングはそんなに広くいらないし、できれば、1階で全て済ませたい。
まだ大丈夫だけど段差が気になってきた。
子供が大きくなって子供部屋が足りない。何とかならないかしら?

思いはさまざまですが、今の家がどこまでリフォームできるのか、ご希望の内容にあわせてそれが実現できるかの調査をいたします。プランニングに合わせて、構造の確認を行い、建物に無理のないリフォームのための調査をいたします。調査結果に合わせて、プランニングからのご提案も致します。

⑥ 築10年以上の建物

10年目からが、修繕のはじまり。

一般的に木造住宅では、10年が経つと修繕工事の検討をし始めると言われます。
また、民法では瑕疵担保責任の義務として、建築後10年間は保証しなければならない品確法があります。欠陥がなく、メンテナンスが正しく行われていれば10年は大丈夫ということです。10年を超えたら、インスペクションを行い、この先長くお住いになるために、瑕疵が起こる前のメンテナンス計画を立てましょう。
ずっと長く住み続けることが可能になります。

⑦ 築浅なら大丈夫?

多分、大丈夫でしょう。

なぜなら、民法で瑕疵担保責任の義務として、新築から10年保証しなければならない(品確法)と定められているからです。施工会社や持ち主の方の性善説で考えれば、大丈夫だということです。建築会社が存在しているかどうか、メンテナンスの対応ができていたかが気になりますね。また、案内をしてもらった時に、きれいに使っている状態だといいですね。不安がある場合は、インスペクションを行ってください。

⑧ 長期間住んでいない家

人が住まない家は瑕疵となる問題が潜んでいる

空き家の状態だと、空気が循環しませんので、建物は劣化しやすくなります。
また、管理できない状態では、瑕疵があったとしても、放置されてしまいます。再度お住いになる前に、どんな瑕疵があるかを確認するために、インスペクションを行うことをお勧めいたします。特に賃貸に出す場合、賃貸人は漏水があっても、居住中の侵入を嫌がりますので、よっぽど困らない限り退去するまで放置することが少なくありませんので、ご注意ください。